【新製品】FGF2代替ペプチド(FGFR1cアゴニスト)の開発完了と販売開始のお知らせ
2024/10/01
当社は、FGF2(Fibroblast Growth Factor 2またはbasic FGF(bFGF))と同様に、FGFR1cに対する結合性およびアゴニスト活性を示すペプチドの開発に成功し、2024年10月より「FGF2代替ペプチド【製品コード:PG-011】」として販売を開始いたします。
FGF2は、iPS細胞やMSCなど多様な細胞の増殖および分化誘導因子として広く認知され、再生医療や細胞農業において極めて重要な成長因子です。しかしながら、従来のFGF2はその安定性の低さから、高濃度での使用や頻繁な培地交換が必要となり、コストや作業負担が大きな課題となっていました。
PG-011は、これらの課題を克服し、次のような特徴を持っています:
高い生物活性: FGF2と同等の強力な細胞増殖促進効果が、MSC、iPS細胞、さらにはウシ筋サテライト細胞において確認されています。
優れた安定性: FGF2に比べて高い安定性を誇り、保存や培養条件下でも長期間にわたり活性を保持します。
製造コストの低減: 完全化学合成によるペプチド製造技術を活用することで、従来のFGF2よりも低コストで製造が可能となり、よりリーズナブルな価格で提供できます。
本製品は、再生医療や細胞農業の分野でのご活用を想定しております。無償サンプルをご希望の方は、、[contact]よりお気軽にお問い合わせください。